体重増加の、その後

前々回のブログに体重が8kg増えたことを書きましたが、

結果から言うと体重は約1ヶ月で4kg落ちました。

 

とくに減量のために何かをしたわけではなく、

3食外食だった4ヶ月のホテル生活を終えて、

自炊メイン&週数回の外食という生活スタイルになっただけです。

 

ただ、あとの4kgは落ちなさそうな気配。

なんていうか、もう身体の一部になってしまっている気がする。

まあ、でも、、、ま、いっか。

とりあえず自分も状況によっては体重が増えるということを頭の片隅に置いておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ1ヶ月の発見たち

シンガポールで落ち着いて暮らすようになって早1ヶ月。

最近発見してびっくりしたことや、

へー、と思ったたことがいくつかあって、

誰かにわざわざ言うほどでもないけれど、

ここに書き留めておこうと思います。

 

まずは、このトロピカルなシンガポールでエアコンなしで生活できちゃうということ。

今のお家に住むようになって、

どういう仕組みなのか分からないけれど、

全然暑くない。

フロアがマーブルでひんやりしているというのが大きいかもしれない。

25−30度程度の日が多くてそもそもそこまで暑くないからかもしれない。

ちょっと暑く感じた時も天井のファンをオンにすればそれで十分快適。

エアコンの冷たさが苦手なのでこれはとっても嬉しいサプライズでした。

 

次は、スイミングコーチという存在。

ある日、ふと窓の外の階下にあるプールを見てみると、

大人の男性と子供2人がプールを使用中でした。

大人と子供の年齢差が親子でも兄弟でもなさそうで、

思わず、あの人は誰なんだろう、と数秒観察してしまいました。

なんのことはない、ただスイミングコーチでした。

塾やチューター、お稽古事など放課後も大忙しなシンガポールの子供たち。

テニスやスイミングの個人指導を受けている場面もよく見かけます。

自分が子供の頃にも塾の他にピアノ、水泳、お習字など、

毎日のように何かしらのお教室に通っていましたが、

シンガポールではなんとなく皆さんの必死さが違う気がします。

日本以上に学歴社会だからかもしれないし、

そういうバイアスを持って見てる私の勝手な思い込みかもしれないけれど。

 

あとは、それはそれは大きなお屋敷たち。

今住んでいるエリアは駅の近くに低層のマンションがあって、

それ以降は一軒家ばかり。

高層団地や高層マンションが乱立するシンガポールですが、

高層の建物があると人も多くなるので、

できればそういうエリアは避けたいなと思って今のエリアにしました。

なので、このエリアに一軒家が多いことは知っていましたが、

そのお家たちのサイズ感は想像を遥かに超えるものでした。

お家の大きさもさることながら、

お庭がちょっとした森かなっていうお家も多くて。

夜に近所をお散歩すると一瞬どこにいるのか分からなくなるくらい。

国民の8割が団地住まいと言われるシンガポールで、

この格差たるや、、、。

 

そして、

今回シンガポールにきた当初は、

前回数年住んだこともあってスタートから飽きていたことは否めませんが、

今まで住んだことのないエリアに住み、

わりと希望通りの環境に出会えて、

シンガポールに住むのもそれ程悪くはないなと思えるようになりました。

たぶんそれが私にとってこの1ヶ月で一番嬉しい発見です。

 

 

 

 

 

体重8kg増

いわゆるコロナ太りなのでしょうか。

この2年半の間に体重が8kg増えたんです。

 

大人になってから幾年月。

痩せやすく、

ずっとBMI15くらいだったので、

自分の体重が増えるという事実にびっくり。

 

それが今やBMI18近くになりまして。

一般的には決して太っているわけではないけれど、

自分の数値として受け入れていいものかどうか。

手持ちの服もまだ着ることは出来るけれど、

なんとなく3kgは落としたい。

というのも、3kgくらいはここ最近の4ヶ月以上に及ぶホテル生活の間に増えたものなので、

普通の生活を始めた今、

自然に落ちてくれるのでは、と淡い期待をしているのです。

 

美の多様化が求められるようになって久しく、

ビクトリアズシークレットのモデルでさえも、

白人、黒人、アジア人、スリムな人、カーヴィーな人、背の高い人、低い人、といったように様々です。

でも、「美しさ」の範囲を広げる最近の潮流に違和感を感じでいます。

 

自然なものが美しい。

自然な姿が美しい。

それには異論はないけれど、

違うじゃん。その「美しさ」が対象じゃないじゃん、と思ってしまいます。

対象になっている「美しさ」は商品としての物質的な美しさなんだから。

 

今世界中で韓流が大人気のようですが、

例えばBLACK PINKは超美白で極細のガールズグループです。

流行りに疎くて詳しくないのですが、

男女問わず他のK-POPのグループも韓流の俳優さんたちも、

判で押したようにスラっとして色白な方達ばかり。

何を美しいとするかは文化によって違ってくるとはいえ、

結局一般的な美の基準はその当たりになるのかなと。

 

ただ、みんなが典型的な美人を目指す必要はなく、

だからと言ってどんな姿をしていても美しいとすることもなく、

それぞれが心身共に自然体でいられたらそれでいいんじゃないかと思うのです。

走るのが速い人もいれば、

走るのが速くない人もいて、

まあ、どっちでもいいかなっていう感じで、

美しい人もいればそうではない人もいるということを、

ただまっすぐ受け止めればいいのかなと。

たいしたことじゃないんだから、と。

 

8kg太って、

日に焼けて、

私は韓流スターにはなれないけれど、

全然構わない。

人生をエンジョイするのに忙しくて、

それどころじゃないのです。

 

 

・・・でもやっぱり3kgは落としたい。笑

 

 

 

やっぱり沢木耕太郎

それまでお勉強の延長でしていた読書を、

中学生の頃からは率先して好きで本を読むようになりました。

好きな作家は、村上春樹浅田次郎沢木耕太郎、でした。

中学生にしてこのチョイスになぜなったのかは今となっては不明ですが、

とにかく本屋さんにあった彼らの本は多分全て読んでいたと思います。

 

それからも読書人生は続き、

他の作家の本も読むようなり、

お気に入りだった作家の本は読み返すこともなくっていました。

 

今滞在しているタイにも本を何冊か持ってきましたが、

2週間を過ぎたあたりで全て読んでしまいました。

そんな中、プーケットにある古本屋さんで日本語の本を取り扱っているとネットで見かけて、

滞在しているリゾートから車で数時間かけてプーケットへ1泊2日で出掛けてきました。

訪れた本屋さんにあった本たちはお世辞にもきれいとは言えなくて、

でもここをメインの目的にしてわざわざ来たのだからと思い本を見ていくと、

沢木耕太郎の『勉強はそれからだ』が目にとまりました。

あ、久しぶり!、みたいな。

昔からの友達に会ったような気持ちになりました。

 

今はその本を読んでいます。

その中に『深夜特急』を回顧している部分がありました。

僕はよく手紙を書いていました。ー中略ー

そうすることで精神のバランスを取ろうとしていたのだと思う

というところを読んだときに、

そういうことか、と。

SNSに興味のない自分がなぜブログを書こうと思ったのか、

やっと分かった気がしました。

 

海外生活も通算10年近くなり、

最初は意識していなかったけれど、

日本人ではない相手と結婚したことによって日本とのこれからの繋がりが薄れてしまうように思えて、

日本との繋がりを意識するようになりました。

日本語を話す機会がほとんどない生活をしていて、

日本語で書ける、

そして誰かが読んでくれるかもしれないブログは、

精神のバランスというと大袈裟かもしれないけれど、

日本語会話欲求を少なからず満たしてくれる気がするのです。

 

やっぱり昔からの友達は私のことをわかっているな、と嬉しくなりました。笑

 

なかなか始まらない新生活

2度目のシンガポール生活がスタート、というようなことを書いたけれど、

ここ数週間はタイのビーチリゾートにいます。

 

シンガポールでの新居探しは拍子抜けするほどスムーズに進み、

実質1日で決まりました。

ただ、入居できるまで少し時間があるので、

タイで過ごすことにしたのです。

 

前に住んでいた香港を出て早4ヶ月。

数週間ヨーロッパに行き、

その後はシンガポール周辺諸国を数週間毎に行ったり来たり。

時間は経っているのに、

生活していないからか、

時間の流れがつかめない感覚になることがあります。

この根無草生活があと数週間で終わってしまうのが寂しいような嬉しいような。

 

気づけばもう今年も残すところあと数ヶ月。

パンデミック開始以来久々にいっぱい飛行機に乗って、

普通のライフスタイルが戻ってきたと心から思えた気がします。

あとは日本へいつ行くか、タイミングを図り中です。

 

 

 

 

まずはお家を探さねば

2度目のシンガポール生活がスタートしたとはいえ、

まだサービスアパートメント暮らしなので、

何はともあれお家探しをしなければ。

 

最近のシンガポールは家賃が高騰していて、

そもそも空きも少ないとのことで、

難航しそうな予感。

 

夫の仕事はほぼ在宅なので、

もういっそバリにでも住んでしまおうかと考えたりもしましたが、

やっぱり現実的な案ではなさそうなので、

本腰入れてシンガポールでお家を探します。

 

ところで、

先日初めてポパイに行ってきました。

 

2019年頃にポパイのチキンバーガーがアメリカで大ブームになって、

気になっていたのですが、

なかなか行く機会がなくて、

3年経ってやっと行くことができました。

 

もうブームは去ったのか、

お店はあまり混んでいませんでした。

 

こういう食事をすると、

夫に white trash みたいと揶揄されるので、

夫のいない日を狙って行ってきました。

背徳感で美味しさアップです。

 

結婚生活って、

こういう秘密で溢れていくものなのでしょうか。

隠すほどでもなく、

伝えるほどのことでもない、

取るに足らない秘密たち。

 

2度目のシンガポール生活

約2年ぶりのシンガポール

 

とくに戻ってきたかったわけでもなく、

今まで住んでいた香港が楽しかったのもあり、

2度目のシンガポール生活に対する思いは、

「楽しみ!」というものとは程遠い、冷めたものでした。

 

それでも、

チャンギ空港に着き、

ECP(高速道路)で中心地へ向かっている時に感じた気持ちは、

自分でも驚いたことに、

なんか落ち着くなー、というホーム感でした。

 

シンガポールを恋しく思った瞬間なんて一度もなかったのに。

前回の生活でいつの間にかホーム感を得ていたなんて。

 

とはいえ、

だからと言ってシンガポール生活が楽しみになったかというと、

全然そんなことはなく。

テンション低めにスタートすることになりました。

 

でも、せっかくまたここに住むことになったわけだし、

ここでしか出来ない経験や、

今しか出来ないこと、

今やっておきたいことを少し意識しながら過ごせたらなと思っています。

 

このブログが自分の備忘録としてだけでなく、

誰かの暇つぶしのお供にでもなれば幸いです。

 

また、自分のペースで続けるため、記事内の出来事と投稿時期に少しタイムラグをつけています。