一時帰国、そして金の鳥籠生活

少し前に日本へ一時帰国してきました。

一年半ぶりの日本は最高過ぎてシンガポールに帰ってくるのがつらかった。なんでこんなところに住んでるんだろうと思わずにはいられなくて若干引きこもりがちになっています。

初めての日本訪問だった夫も日本の「普通」の基準が高いことをことあるごとに口にしていました。

私自身も住んでる時には何とも思っていなかった東京という街の魅力を今回実感。東京という一つの街に数えきれないほどの多様な街がつまっていて、極狭で画一的なシンガポールに住む身としては感動すら覚えました。四季があって、街はちゃんと機能していて、何をどこで食べても美味しくて、出会った人はみんな親切で丁寧でプロフェッショナルで。シンガポールにないものばかりで滞在中は常に浮き足立っていたように思います。

 

じゃあなんでシンガポールにいるかというと、、、

シンガポールやドバイなどで生活しているExpatたちをGolden Cage (金の鳥籠)にとらわれていると言われる事があります。経済的には恵まれているけれど不自由な生活をしていることを揶揄して言われます。私たちも夫の仕事の都合というか結局は他の国ではあり得ないような経済的な豊かさと引き換えにここにいるわけです。住めないところではないので期間限定だと思って割り切ってはいますが、割り切れない日もあったりで。。。

 

次はどこに住むのかまだまだわからなくて、まだちょっと先の話ではあるけれど、暮らしていて心が荒まないところがいいなと思う日々。今まで何ヶ国かに住んでどこでも楽しめていたのにこんなにも楽しめないところに出会うなんてほんと悲しくなる。

 

なんだかシンガポールネガティブキャンペーンみたいなブログになりがちで、しかもこれでもだいぶトーンダウンして書いていて、、、ブログって難しい。日本のしかも中高年しか利用していないであろうブログというツール。なんで始めたんだっけ?と思い始めています。普段ブログも他のSNSもほとんど利用しないのにキャラじゃないことしちゃったかな。