待ちに待った3年ぶりの台湾

11月の中旬、3年ぶりに台湾へ行ってきました。

約1週間の滞在はあっという間に過ぎ、

次はいつ行こうか、と考えています。

 

4回目の台湾でした。

初めて行ったのは2019年の夏で、

その年のうちにもう2回行き、

2020年はもっと台湾を極めようと思っていたのにコロナ禍になり、

3年ぶりの待ちに待った台湾になりました。

 

私にとっての台湾の魅力は“日本っぽい”というところです。

初めて台湾に行った2019年には既に1回目のシンガポール生活が数年経っていた頃で、

東南アジア各地を何度も旅行して、

何か違った雰囲気のところを求めていたんだと思います。

そして日本への一時帰国は年2回くらいだった私にとって、

台湾は半分の時間で行けてしまう擬似日本体験でした。

 

ゆるキャラが溢れる景色、

なんとなく読めちゃう地名、

東京メトロの駅構内の案内板の黄色に似た色の駅構内の案内板、

言葉は通じないけど雰囲気で通じ合えちゃう台湾の人たち、

SOGOをはじめとする日本のお店が溢れている街並み、

台北は日本の地方都市かなと錯覚してしまいます。

(政治的意味合いは全く含んでないですよ。念のため。)

 

それと、アクセスの良い自然も魅力です。

日中は毎日のように電車に乗り郊外へ出掛けていました。

今回の旅のハイライトはSandiaolingからHoutongまで山の中をハイキングしたことです。

下調べが甘すぎて、想像を超えたワイルドなハイキングにちょっと焦りましたが、

選択肢はもうその時点ではない感じで、

なんとかなると信じて一歩一歩、歩みを進めていくことに集中しました。

岩山を垂直によじ登ったり、

心もとないロープを頼りに川の中を歩き、

山を越え、谷を越え、それを3−4回繰り返し、

持って行ったパンは万が一のことを考えてほとんど手をつけず、

日没までに山を出たいと願い、、、

終わってみれば、迷う余地のないルートを4時間ほど歩いただけでしたが、

忘れられない大冒険となりました。

 

基隆にある和平島公園もよかったです。

昔は琉球の村があったそうで、

この海のそう遠くない向こうには沖縄があるんだ、と思って海を見つめ、

サンドイッチを食べながら、

もう日本に住むことはないかもしれないんだ、ということをぼんやりと考えていました。

 

今回訪れた11月中旬は半袖でちょうどいい気候で

爽やかなお天気で外を歩き回るのに快適でした。

お土産には大好きな台湾のお茶っ葉を大量に調達し、

大満足な台湾の旅となりました。